「通信制大学に入ったものの、レポートの書き方がわからない」
「レポートがうまく書けず、単位を落としたらどうしよう……」
「レポートを書く際に気をつけることはある?」
通信制大学では、主に自宅学習を中心として単位を取得します。その際、学んだことや習熟度を把握するために課されるのが「レポート」です。
しかし、これまでレポートを書く機会があまり無く、「どうやって書けばいいかわからない」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、通信制大学のレポート作成について、具体的な手順や書く際の注意点を解説します。通信制大学のレポート作成に少しでも不安がある方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
通信制大学のレポート課題とは
通信制大学のレポートは、学科ごとに決められた教材や方法で自宅学習を進め、学んだ内容をレポートにまとめて提出します。
レポート課題の内容や文字数、作成方法などは学校や学科によって異なりますが、手書きまたはPCで学習内容を2,000文字程度にまとめるレポート課題が多いようです。
提出方法については、郵送等で学校に提出する方法や、学校のWebシステムで提出する方法などがあるため、指定された方法で提出してください。
通信制大学のレポートの書き方 5ステップ
ここからは、通信制大学のレポート作成の手順を紹介します。具体的な書き方の手順は、次のとおりです。
- レポート課題の把握
- 学習・情報集め
- レポートの構成作成
- レポート作成
- 見直し
各ステップについて詳しく見ていきましょう。
ステップ1.レポート課題の把握
まずは、どのようなレポート課題なのか、課題の特徴や求められていることを把握します。
具体的には、次のような点を確認するのがおすすめです。
- 何についてまとめるのか
- 評価のポイントは何か
- 指定の書式やフォーマットはあるか
- 文字数
これらを把握しておくことで、要点を押さえたレポートが書けるほか、次に紹介する学習や情報集めを効率的に行えます。
また、レポートの締切日や提出方法についても、あらかじめ確認しておきましょう。
ステップ2.学習・情報集め
どのようなレポートを書けばいいのか把握できたら、先ほど確認した点をもとにテキストを読み、レポートを書くための情報を集めます。
テキストのページ数が多い場合は、重要だと思った部分に付箋を貼ったり、書き写したりしながら読み進めるのがおすすめです。レポートに必要な情報を後から見返すときにわかりやすくなります。
ステップ3.レポートの構成作成
レポートを書くための情報が集まったら、いよいよレポートの作成に移っていきます。ただし、レポートに苦手意識のある場合は、いきなり書き始めるのではなく先に構成を作るのがおすすめです。
レポートは、基本的に「序論」「本論」「結論」の3つの構成で書くとまとまりやすくなります。
- 序論:これから何について述べるのか
- 本論:具体的な説明や理由
- 結論:レポート全体のまとめ
この構成に沿って、それぞれどのような内容を、どれくらいの文字数で書くかをざっくり決めましょう。レポート全体の大まかな流れを把握できるため、頭の中が整理され、本文を書きやすくなります。
ステップ4.レポート作成
作成した構成に沿って、実際のレポートを書いていきます。テキストや参考資料などを引用する場合は、引用部分を「”〇〇”」のようにかっこ書きで示し、レポートの最後に引用先を明記するようにしてください。
ステップ5.見直し
レポート作成後はそのまま提出するのではなく、必ず見直しを行いましょう。見直しの際にチェックしたいポイントは、次のとおりです。
- 誤字・脱字はないか
- 主張に矛盾やズレはないか
- 文字数や形式などは守られているか
文章に問題がなければ、指定された方法でレポートを提出して完了です。
通信制大学のレポートを作成する際の注意点
レポートを作成する際は、以下の点に注意しましょう。
- 文体を統一する
- 計画的に取り組む
それぞれの注意点について解説します。
文体を統一する
レポートを書くときは「だ・である」または「です・ます」に文体を統一するのが基本です。特に指定がない場合はどちらで書いても問題ありませんが、「~だ。~です。」のように文体が混在しないよう意識しましょう。
計画的に取り組む
レポートに苦手意識がある場合、つい後回しにしてしまいがちです。しかし、後回しにすると締め切り直前に焦って書くことになるため、誤字・脱字が多くなったり、内容がぐちゃぐちゃになったりする可能性があります。
「いつまでに」「何をするか」などを具体的に決め、少しずつ計画的にレポート作成に取り組みましょう
最後に
今回は、通信制大学のレポート作成について、具体的な手順や書く際の注意点を解説しました。
レポートを書く際の具体的な手順は、次のとおりです。
- レポート課題の把握
- 学習・情報集め
- レポートの構成作成
- レポート作成
- 見直し
また、レポートを作成する際は、「だ・である」または「です・ます」調に文体を統一することを意識するほか、直前になって焦ることがないよう、計画的に取り組みましょう。
本記事で紹介した書き方の手順や注意点が、通信制大学のレポート課題作成の参考になれば幸いです。
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