学校の特徴
すべての放送授業はインターネットでも配信され、時間や場所を問わずに学べます。大学卒業を目指す全科履修生だけでなく、学習する目的に合わせて、興味のある分野から好きな科目だけ選んで学ぶ選科履修生、科目履修生として入学できます。
さまざまな年代、職業の人たちが自由に学べる環境が整っており、学ぶ意欲があれば、何歳からでも何度でも入学して学び続けることができます。
いつでも、だれでも、自由な学び方を
すべての放送授業はインターネットでも配信され、時間や場所を問わずに学べます。大学卒業を目指す全科履修生だけでなく、学習する目的に合わせて、興味のある分野から好きな科目だけ選んで学ぶ選科履修生、科目履修生として入学できます。
さまざまな年代、職業の人たちが自由に学べる環境が整っており、学ぶ意欲があれば、何歳からでも何度でも入学して学び続けることができます。
最先端の知を追究する教授陣
放送大学は、各分野でトップクラスの教員が約2,000人揃っています。 様々な専門分野を持つ放送大学専任教員だけでなく、他大学からも数多くの客員教員を招き、日本における第一線の研究者による授業を提供しています。実力・人気ともに高い、多様な教授陣から、理論や知識を吸収することができます。
資格取得とキャリアアップ
変化の激しい現代社会では学び続ける姿勢が欠かせません。これまでの知識を深め、新たな知見を得ることで、より充実した人生を切り開く。そのようなキャリアアップを目指す社会人、上位資格を目指す教員や看護師、大卒資格が欲しい方や定年後のセカンドキャリアを構築したい方など、さまざまなニーズにこたえる資格取得やキャリアアップの道が開けるでしょう。
キャンパスライフ
放送大学の学生は、全国のいづれかのキャンパスに所属する必要があり、自由に選択することが可能です。いろんな申請や学生証をもらうのが所属キャンパスになり、他のキャンパスで授業を受けられないということではありません。
学習センター・サテライトスペースでできること
主に、次のような利用が可能です。
- 放送授業を再視聴
- 面接授業の受講(教養学部のみ)
- 学習相談
- 書籍、印刷教材の閲覧
- サークル活動などの学生交流
- 学生証や証明書の発行(サテライトスペース除く)
学習センター・サテライトスペースは土日も利用可能
学習センターやサテライトスペースは、原則として、毎週月曜日が閉所日です。土・日も利用できるので、週末に集中して学習したいときに便利です。放送授業を全回分、視聴できるので、見逃してしまった放送授業はもちろん、まだ放送していない講義を先取りして、自分のペースで学ぶことが可能です。センター内は図書室があり、書籍や資料を閲覧することも可能です。
面接授業(スクーリング)
放送大学の授業は、テレビやラジオで視聴する放送授業の他に、それぞれの学習センターやサテライトスペースが独自に開講している「面接授業(スクーリング)」があります。教室などで、直接、教員から指導を受けるスタイルで、放送授業では経験できない実習や実験も多くあります。自分が所属しているセンターに限らず、どこの面接授業を受講しが可能です。
学部・学科・コース
教養学部 教養学科
放送大学は、「教養学部 教養学科」という1学部1学科のみです。教養を培い、実生活に即した専門学習を深めることができる6つのコースがあります。
生活と福祉コース
3つの「life」である生命(いのち)、生活(くらし)、人生を学ぶコースです。
命の不思議、遺伝子や健康や病気について、生活と福祉に関係する事項や法律・制度、家族や人間関係や人生のあり方について学ぶことが可能です。生活科学、健康科学、社会福祉学等を基礎にしながら、人の生活に関わるさまざまな領域を幅広く総合的に研究します。看護師特定行為研修制度に対応する講義も提供しています。
心理と教育コース
心理と教育コースは、人間の心や発達に関する諸問題を現代社会との関わりにおいて理解し、SDGs持続可能な社会の実現に向けて、発達の支援と教育に必要な基本的知識および考え方を習得するコースです。教育系、心理系、臨床心理系の3つの領域から構成され、広く人間の発達に関わる問題を総合的に研究することが可能です。
社会と産業コース
社会と産業コースは、法律、政治、社会、経済、経営、会計、環境、デザイン、農業、工学の広い領域を学べるコースです。家族関係をはじめとして、コミュニティとの関係、職場との関係、政府との関係、国際社会との関係、さらには自然環境との関係、私たち身の回りの制度やネットワークの設計・運営・管理の基本を、学びたい人におすすめです。
人間と文化コース
人間と文化コースは、人間の歩みともいうべき文化の諸相を、哲学・美学、歴史、文学・言語、文化人類学といった多様な切り口から学ぶことが可能です。
情報コース
情報コースは、情報社会の生活で必要な情報のありかたや情報技術を扱い、情報技術の習得、情報という視点からさまざまな問題を解決する術を身につけることが可能なコースです。
自然と環境コース
自然と環境コースは、「生命・生態」、「物質・エネルギー」、「宇宙・地球」、「数理」の各領域からなり、自然科学の全分野を学ぶことが可能です。生物学、物理学、化学、天文学、地球科学、数学という自然科学諸分野に加え、エネルギー問題や環境問題といった複合領域の学びがあります。
カリキュラム
授業科目には、基盤科目、コース科目(導入科目・専門科目・総合科目)、資格取得等に資する科目(看護師資格)の3つがあります
基盤科目
運動と健康、小学校外国語教育教授基礎論、市民自治の知識と実践、問題解決の進め方、ビートルズ de 英文法、英語で読む大統領演説、教養で読む英語、体育実技など
コース科目
生活経済学、暮らしに活かす不動産学、健康と社会、疾病の成立と回復促進、人体の構造と機能、睡眠と健康
資格取得等に資する科目(看護師資格)
成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、卒業研究
学習サポート
放送大学の学生が自由に使える学習センターとサテライトスペース(学習センターのブランチ・センターとして役割をもつ学習施設)を、全都道府県の57カ所に設置しています。学生は、入学時に、必ずどこか1つの学習センターまたはサテライトスペースに所属します。普段の学習は、全国のどのセンターでも自由に利用することができます。
取得できる資格
- 特別支援学校教諭免許状
- 栄養教諭免許状
- 幼稚園教諭免許(特例制度利用)
- 司書教諭
- 看護師国家試験の受験資格
- 学士(看護学)
- 看護師の特定行為研修
- 認定心理士
- 臨床心理士
- 公認心理師
- 学芸員
- 社会福祉主事
- 社会教育主事
- 介護教員講習会
- その他
- その他の試験の受験資格
目指せる職業
- 特別支援学校教諭
- 栄養教諭
- 幼稚園教諭
- 司書教諭
- 看護師
- 認定心理士
- 臨床心理士
- 公認心理師
- 学芸員
- 社会福祉主事
- 介護教員
就職支援
放送大学では職業安定法に基づく「無料職業紹介事業」は行っていません。新たに就職を希望する方のために、就職活動の流れについて、放送大学の取りまとめの下記を参考にご覧ください。
転職活動の流れ(参考)
1.自己分析:就職活動を始めるにあたってまず行うのが自己分析です。「自分は何をしたいのか」「自分は何ができるのか」などを自問自答することが必要です。自分自身のことを考えるのは、意外と難しいものです。そんな時は家族や友人から意見を聞くのも参考になります。 より良い就職活動を進めるためにも早い時期からの心がけが必要です。
2.業界研究・企業研究:(業界研究)建設業・製造業・卸売業・金融業・サービス業などそれぞれの業務内容の違いを把握し、自分に適していると思われる業界を少なくとも2~3業界リストアップしましょう。業界内にどのような企業があり、その位置付けはどうなっているのかを研究しましょう。
(企業研究)会社案内・企業のウェブサイト・書籍(ビジネス雑誌・就職情報誌・企業案内本等)等で仕事の内容、経営方針、成長性などを研究しましょう。安定性よりも将来性、実力主義などを重視するのならば、大手指向に偏らず中堅企業も含めた多くの企業に目を向ける必要があります。
(情報収集)就職が成功するか否か、間違いのない企業選びができるかは、すべて情報収集の出来不出来にかかっています。インターネットの就職情報サイト等を活用して十分な情報収集をしてください。
3.資料請求・エントリー:興味のある企業に対しては、まず初めに葉書またはインターネットで資料請求・エントリーをします。最近では、ネット上でエントリーするケースがほとんどですが、葉書を用いる場合は、記載事項を正確、丁寧に書きましょう。
4.会社説明会・セミナー参加:会社説明会・セミナーは、企業が個別に実施するものと、マスコミ・就職情報会社・業界団体・地方自治体等が主催するものとがあります。これは、企業をよりよく理解するために参加するものですが、その場で、エントリーシートの記入・筆記試験、面接が行われることもありますので、それらに対応できるよう準備して臨む必要があります。 会社説明会・セミナーの日時・場所を知るには就職情報サイトの「会社説明会情報」企業のウェブサイトを見てください。どうしても日時がわからない場合は、志望企業の人事部に問い合せをしましょう。
5.応募について:応募書類として求められるものは、主に次の4点です。企業から提出を求められても、あわてないように早めに準備をしておきましょう
- 履歴書・自己紹介書(左側が履歴書、右側が自己紹介書)
- 成績・単位取得証明書(学習センターで発行)
- 卒業見込証明書(学習センターで発行)
- 健康診断証明書(保健所・病院等で受診)
最近では、エントリーシート(企業独自の型式による応募書類)で書類選考をする企業が増えています。これは、書く内容、分量が格段に多く、自己分析や企業研究を十分に行っていないと記入できません。
6.採用試験
スクーリング
放送大学の面接授業(スクーリング)は必ず受ける必要があります。 全科履修生の方は、卒業するために面接授業又はオンライン授業の単位を20単位以上修得する必要があります。
入学情報
募集要項・募集人員
全科履修生入学15,000人、選科履修生・科目履修生:40,000人
出願資格
- 1 高等学校・中等教育学校を卒業した方
- 2 大学入学資格検定・高等学校卒業程度認定試験または高等学校卒業程度認定審査に合格した方
- 3 外国の正規の学校教育における12年目の課程を修了した方、またはこれに準ずる方で文部科学大臣の指定した方
- 4 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した方
- 5 文部科学大臣が別に指定する専修学校高等課程(修業年限3年以上)を文部科学大臣が定める日以降に修了した方、または昭和23年文部省告示第47号の規定により文部科学大臣の指定した方
- 6 高等専門学校第3学年を修了した方、または特別支援学校高等部を修了した方
- 7A 本学において、個別の入学資格審査により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められ、2024年4月1日 現在満18歳以上の方(2006年4月1日以前に生まれた方)。
- 7B 選科履修生または科目履修生として本学の基盤科目(保健体育を除く)または導入科目から16単位以上を修得し、2024年4月1日現在満18歳以上の方(2006年4月1日以前に生まれた方)。
出願期間
●2024年10月入学
第1回:2024年6月10日~2024年8月31日
第2回:2024年9月1日~2024年9月10日
●2025年4月入学(予定)
第1回:2024年11月下旬~2025年2月末日
第2回:2024年3月1日~2025年3月中旬
試験科目・試験概要
出願書類による書類審査(学力試験なし)
学費
放送大学の学費は、入学時に納める「入学料」と、科目単位で納入する「授業料」があり、履修する科目により学費が異なります。放送大学で大学卒業資格を取得するまでにかかる学費(入学料+卒業に必要な124単位を修得した場合の授業料)は約77万円です。
参照元:放送大学の学費
入学料
全科履修生:24,000円
選科履修生:9,000円
科目履修生:7,000円
放送授業 1科目(2単位) 12,000円
面接授業 1科目(1単位) 6,000円
授業料
放送授業 1科目(2単位) 12,000円
面接授業 1科目(1単位) 6,000円
奨学金
放送大学の学生に対する奨学金制度は、以下の2団体からの奨学金の応募を受けられます。
*参照元 放送大学奨学金制度
独立行政法人日本学生支援機構 貸与奨学金
第一種奨学生(無利子):年1回 88,000円
第二種奨学生(有利子):年1回 2万円~12万円までの間で1万円単位で選択
公益財団法人北野生涯教育振興会 奨学金
教養学部選科履修生及び大学院修士選科生:1名あたり一律年額70,000円(返還不要)
大学院修士全科生:1名当たり一律300,000円。初年度7月に150,000円を、残りの奨学金150,000円は卒業年3月に開催の「成果発表会」後に支給(返還不要)
基本情報
住所・所在地
放送大学(本部):〒261-8586 千葉県千葉市美浜区若葉2丁目11
アクセス
放送大学(本部)へのアクセスは以下の通りです。
▼電車利用
総武線幕張駅又は、京成千葉線幕張駅下車。海岸方向へ1キロメートル(徒歩15分)
京葉線海浜幕張駅下車。北方向へ1キロメートル(徒歩15分)
▼路線バスを利用
JR幕張駅(北口)より千葉シーサイドバスで「総合教育センター」下車(所要約5分)
京成幕張駅より京成バスで「総合教育センター」下車(所要約5分)
JR海浜幕張駅(北口)より千葉シーサイドバス、京成バスで「総合教育センター」下車(所要約5分)
問い合わせ先
▼出願・入学に関するお問い合わせ
放送大学 学務部 学生課
▼受付時間
月曜日から金曜日、9時15分から17時30分まで
土曜日は9時15分から13時まで、14時から17時30分まで
日曜 祝日は除く
電話番号・メールアドレス
(総合受付)TEL:043-276-5111
(入学)mail:shugaku-ka@ouj.ac.jp
(奨学金等)mail:g-shien@ouj.ac.jp