2025年4月に開学し、教育界やネット上で大きな話題を集めている「ZEN大学」。公益財団法人日本財団と株式会社ドワンゴがタッグを組み、学校法人日本財団ドワンゴ学園によって創立された新しい通信制大学です。
「日本発の本格的なオンライン大学」を掲げ、最先端のカリキュラムと圧倒的な低価格で注目されていますが、ネット上では「ZEN大学はやばい?」「やめとけ」といった噂や疑問、リアルな評判を目にすることもあり、「オンラインだけで本当に大丈夫?」と不安になる方も少なくありません。
そこでこの記事では、受験生や保護者が最も気になるZEN大学の学費システムや、入試における偏差値の扱い、何年制で本当に大卒資格(学士)が得られるのか、キャンパスの場所まで、入学前の疑問をどこよりもわかりやすく、かつ深く解説していきます。
- ZEN大学の「やばい・やめとけ」の真相:怪しいと噂される理由と、リアルな評判がわかります。
- 学費と偏差値の実態:なぜ年間38万なのか、偏差値(学力試験)がない理由がわかります。
- Fランという誤解:東大松尾研のAI講義など、ZEN大学の超一流カリキュラムの実態がわかります。
- 卒業後の進路(就職):通信制でも全日制と全く同じ「大卒学歴」になることが確認できます。
- あなたに向いているか?:ZEN大学に入学して後悔しないためのメリット・デメリットが判断できます。
ZEN大学はどんな大学ですか?基本情報と特徴をわかりやすく解説

2025年4月に開学し、教育界やネット上で大きな話題を集めている「ZEN大学」。公益財団法人日本財団と株式会社ドワンゴがタッグを組み、学校法人日本財団ドワンゴ学園によって創立された新しい通信制大学です。
「日本発の本格的なオンライン大学」を掲げ、これまでの通信制大学のイメージを覆す最先端のカリキュラムと、圧倒的な低価格で注目されています。しかし、「オンラインだけで本当に大丈夫?」「怪しい大学ではないの?」と疑問を持つ方も少なくありません。
まずは、ZEN大学の年限や取得できる資格、具体的なカリキュラム、キャンパスの場所といった基本情報をどこよりもわかりやすく、かつ深く解説していきます。
ZEN大学は何年制ですか?卒業するとどんな資格が得られますか?
「通信制大学だから、卒業するまでに5年も6年もかかるのではないか」「自分のペースでダラダラと続けてしまいそう」と不安に思う高校生や保護者の方は非常に多いです。
結論から申し上げますと、ZEN大学は一般的な全日制の大学と全く同じ「4年制」の大学です(標準在籍期間:4年)。学校教育法に定められた手続きを経て、文部科学省から正規に認可を受けた私立大学(正規の四年制大学)として運営されています。
そのため、卒業要件となる124単位をすべて修得して無事に卒業を迎えると、全日制大学の卒業生と法的に全く同等の大卒資格である「学士(知能情報社会学)」の学位が授与されます。
「通信制の卒業資格だと、履歴書に書いたときに不利になるのではないか」という心配をする必要はありません。正式な学士号として認められるため、卒業後に大学院へ進学してさらに研究を深めることも可能ですし,新卒として就職活動を行う際にも、他の四年制大学と変わらない「大卒学歴」として扱うことができます。
開学初年度となった2025年4月1日時点では、全国から3,380人もの第一期生が入学しており、年齢や地域を超えた新しい「学びの共同体」としてスタートを切っています。
知能情報社会学部のみ!学べる内容(シラバス)と英語教育
ZEN大学に設置されているのは、「知能情報社会学部 知能情報社会学科」の1学部1学科のみです。
これは「専門分化が進みすぎた現代の大学教育とは逆に、幅広い知識を持った学生を育てる」という明確な教育理念に基づいています。AI(人工知能)が目まぐるしく進化し、2030年にはAIと共に仕事をすることが当たり前になる時代において、特定の狭い領域に偏った知識だけでは社会の課題に対応することが難しくなるからです。細かい実務やデータ処理はAIに任せ、人間は幅広い分野を横断して学び、AIには真似できない「個性」や「価値」を持つ。それこそが、知能情報社会学部が目指す人材像です。
具体的には、既成概念にとらわれない学びを実現するため、以下の「6つの横断的な専門分野」が用意されており、文系・理系を問わず自分の興味に合わせて好きなだけカリキュラム(シラバス)を組み立てることができます。
- 数理: 数学の標準的なカリキュラムや、海外の教授から英語で受ける高度な講義のほか、大学が発展を支援する数学理論「宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)」への入門科目など、高度な数理科学を深く学べます。
- 情報: AIやプログラミング、システム開発など、デジタル・IT社会を柔軟に生き抜くための最先端の技術革新に寄与するスキルを身に付けます。
- 文化・思想: 哲学や歴史、文学、思想など、人間社会の根底にある教養を深め、物事を多角的な視点から捉える力を養います。
- 社会・ネットワーク: 現代社会の課題、メディア、コミュニティ運営など、人と人、組織と組織のつながりや社会構造を体系的に学びます。
- 経済・マーケット: 経営やマネジメント、マーケティングなど、ビジネスのタネを見つけて実社会の市場で活かすための知識を修得します。
- デジタル産業: アニメ、ゲーム、コミック、IT、ネットなど、日本発のエンターテインメントの成り立ちから世界展開までを網羅的に学ぶ、ZEN大学オリジナルのダイナミックな領域です。
さらに、独自の強みとして以下のような最先端かつ魅力的な提携科目やオリジナル授業が開講されています。
- 「pixiv(ピクシブ)」との提携科目(全20科目): 創作活動を支援するUGC最大手のpixivが監修。人気のプロクリエイターのテクニックが学べたり、自身の作品を添削してもらえるだけでなく、業界のトレンドやユーザー嗜好、キャリアを視野に入れた実践的なクリエイト技術を学びます。
- 東京大学 松尾・岩澤研究室による「ディープラーニング1〜3」: AI研究の第一人者である松尾豊教授らの講義を、ZEN大学生向けにブラッシュアップ。基礎から活用まで、本格的にAIを使いこなすためのリテラシーを修得できます。
また、グローバル社会で活躍するための英語教育や国際交流も重視されています。海外大学への留学プログラムでは、異なる文化や価値観に触れ、語学力だけでなく多様なバックグラウンドを持つ人と高いコミュニケーションをとる力を養うことができます。
キャンパスの場所はどこ?(ログインして学ぶオンライン完結型)
「オンライン大学というけれど、キャンパスはどこにあるの?」「スクーリング(対面授業)のために通学する必要はある?」という点も、遠方に住む方にとっては非常に重要なポイントです。
結論として、ZEN大学は「スクーリング(通学)なし」で卒業できるオンライン完結型の大学です。
授業の多くはオンデマンド方式を採用しており、1回あたり「10分×6セクションの動画視聴」と「30分の実践ワーク」で構成されるなど、スキマ時間に無理なく学習を継続できる工夫が凝らされています。専用の学習管理システム「ZEN Study」にログインできれば、24時間いつでも、日本全国・世界中のどこからでも授業を受けることができます。そのため、地理的・経済的な事情や持病、仕事、育児などで「通学」がネックとなり、これまで大学進学を諦めてきた方にも広く門戸が開かれています。
物理的な広大な校舎に毎日通う必要はありませんが、大学としての拠点(所在地)やキャンパス、オフィスは以下の3カ所に設置されています。
- 逗子キャンパス: 神奈川県逗子市新宿3丁目12-11(JR横須賀線「逗子」駅 徒歩15分)
- 入学センター: 東京都港区芝4丁目11-5 田町ハラビル6階(JR「田町」駅・都営線「三田」駅 徒歩6分)
- 大阪事務所: 大阪府大阪市淀川区西宮原1-8-24 新大阪第3ドイビル 6F(地下鉄御堂筋線「新大阪」駅 徒歩6分) (※本校の書類上の所在地は、東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワーとなっています)
「オンラインだと孤独になりそう」「友達ができるか心配」と思われるかもしれませんが、ZEN大学ではスクーリングを必須としない代わりに、学園祭やサークル活動、ゼミ、ボランティアといった「単位取得とは直接関係のないリアルなイベントや課外プログラム」を豊富に用意しています。
チャットツール「Slack」を活用したオンラインの交流も盛んで、同じ趣味を持つ仲間が集まるイラストサークルなどの学生主導のコミュニティには200人以上のメンバーが在籍しています。さらに、日本財団が持つ全国の自治体や企業、NPOとの広大なネットワークを活用した「地域・企業連携プログラム」では、長野県での「農業×重機の実践プログラム(災害に備え命を守るスキルの習得)」や、離島での職業体験、ウクライナ避難民支援ボランティアなど、約100種類もの現場体験プログラムが用意されており、ネットとリアルを融合させた多様な学びと仲間との出会いの場が創出されています。
【学費比較】ZEN大学の学費はいくらですか?通信制大学で1番安い?

ZEN大学がここまで大きな注目を集めている最大の理由の一つが、「圧倒的な学費の安さ」です。 「通信制大学で1番安い大学はどこですか?」と検索する人にとって、ZEN大学は間違いなく最有力候補の一つとなります。
ここでは、具体的な学費の内訳や、他の大学との比較、そして経済的負担をさらに軽くする奨学金制度について詳しく解説します。
結論:年間授業料38万円は圧倒的に安い
ZEN大学の最大の魅力は、年間授業料が38万円(税込)という驚異的な価格設定です。
一般的な私立の全日制大学(文系)の初年度納入金が約110万〜130万円、国立大学でも年間約53万円かかることを考えると、ZEN大学の学費は極めてリーズナブルです。4年間通ったとしても、トータルの授業料は152万円(38万円×4年)で済みます。
では、他の通信制大学と比較して「1番安い」のでしょうか? 日本には放送大学など、学費が非常に安い通信制大学がいくつか存在します。単位制で計算する大学も多いため単純比較は難しいですが、「最新のIT・AI教育や、充実したサポート体制が受けられる4年制の私立通信制大学」という枠組みで見れば、国内最安水準(トップクラスの安さ)であることは間違いありません。
オンライン授業に特化し、巨大なキャンパスの維持費や大規模な設備投資を削減することで、この「質の高い教育を低価格で提供する」というシステムを実現しています。
ZEN大学入学検定料はいくらですか?その他の費用も解説
「授業料が38万円なのはわかったけれど、入学時やそれ以外に隠れた費用があるのでは?」と気になる方もいるでしょう。
ZEN大学を受験する際にかかる入学検定料(受験料)は、10,000円です。一般的な私立大学の受験料が30,000円〜35,000円程度であることを考えると、受験のハードルもかなり低く設定されています。
また、入学時には授業料とは別に以下の費用が必要になります(※開学時の予定・目安)。
- 入学金: 約50,000円〜10,000円(※選考方式等によって異なる場合があります)
- 施設設備費やシステム利用料など: 年額で数万円程度
その他、各個人が選択する「地域・企業連携プログラム(現地への交通費や宿泊費)」や、海外留学プログラムに参加する場合は、別途実費がかかります。 しかし、「必須のスクーリング(対面授業)」がないため、スクーリングのたびに発生する高額な交通費や宿泊費に悩まされる心配がなく、基本的には表示されている学費の範囲内で無理なく卒業を目指すことができます。
独自の奨学金制度でさらに負担を軽減
もともと学費が安いZEN大学ですが、「経済的な理由で進学を諦める人をなくしたい」という設立理念のもと、手厚い独自の奨学金制度が用意されています。
- 日本財団ZEN大学奨学金: 公益財団法人日本財団の支援を受けた、給付型(返済不要)の奨学金制度です。一定の所得基準や条件を満たす学生を対象に、学費の負担をさらに軽減するための手厚いサポートが行われます。
- 特待奨学生支援制度: 入学試験において特に優秀な成績を収めた学生や、在学中の成績優秀者に対して授業料を減免する制度です。
これらの奨学金は、国の「高等教育の修学支援新制度」などと併用できる場合もあり、条件に当てはまれば「実質無料」に近い形で大卒資格を目指せる可能性もあります。自分が対象になるかどうか、出願前に必ず公式サイトやオンライン説明会で確認することをおすすめします。
ZEN大学は「やばい」「やめとけ」と言われる理由とリアルな評判

検索で「ZEN大学」と入力すると、「やばい」「やめとけ」といったネガティブな関連キーワードが表示されることがあります。これから進学を考えている方やその保護者にとっては、非常に不安になるポイントでしょう。
しかし、これらのネガティブな声の多くは、「これまでにない新しいスタイルの大学」に対する誤解や、新設校ゆえの実績のなさからくる不安が原因です。 ここでは、ネット上で噂されている「やばい」「やめとけ」と言われる理由の真相と、その背景について客観的に解説します。
「ひろゆき氏」や「wiki」で噂される運営背景は怪しい?
ZEN大学について調べる中で、「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)創設者のひろゆき氏が関わっているの?」「ニコニコ動画の会社だから怪しいのでは?」という疑問を持つ方がいます。
確かに、ZEN大学を設立した学校法人日本財団ドワンゴ学園の母体の一つは、ニコニコ動画などを運営する「株式会社ドワンゴ」です。かつてひろゆき氏がドワンゴの取締役を務めていた時期があったことや、ネットカルチャーの色が強い企業であることから、「普通の大学とは違う、何か怪しい組織なのでは」と警戒する人もいるようです。
しかし、ZEN大学の運営体制は極めて強固でクリーンです。 もう一つの母体である「公益財団法人日本財団」は、社会貢献活動において日本最大規模の実績を持つ信頼性の高い組織です。この日本財団の巨大なネットワークと資金力、そしてドワンゴがN高等学校・S高等学校(日本最大の通信制高校)の運営で培ってきた最新のオンライン教育ノウハウが融合して誕生したのがZEN大学です。
当然ながら文部科学省の厳格な審査をクリアした「正規の大学」であり、怪しい無認可校やオカルト的な組織では決してありません。むしろ、これほど強力なバックボーンを持つ通信制大学は他に類を見ないと言えます。
ZEN大学の偏差値はない?「誰でも入れるFラン」という誤解
「ZEN大学には偏差値がないから、誰でも入れるFラン大学(定員割れしているようなレベルの低い大学)でやばいのでは?」という声も多く見られます。
結論から言うと、ZEN大学にはいわゆる「偏差値」は存在しません。しかし、それはレベルが低いからではなく、「学力試験(ペーパーテスト)を実施しないから」です。
ZEN大学は、「過去の学力ではなく、これからの意欲」を重視する入試方式(書類選考・面接など)を採用しています。学力試験による点数化を行わないため、予備校などが出す「偏差値」を算出することができないのです。
偏差値がない=Fランだと見なすのは、旧態依然とした日本の受験システムの価値観に基づく誤解です。 ZEN大学の授業には、東京大学松尾・岩澤研究室が提供する本格的なAI・ディープラーニングの講義や、高度な数理科学、海外の教授による英語の講義など、むしろ「超一流大学レベルの高度な学び」がゴロゴロと転がっています。
「誰でも(入りやすい)大学」ではあるかもしれませんが、「誰でも(簡単に卒業できる)大学」ではありません。自主的に学ぶ意欲がない学生は、単位を取得できずに挫折してしまう厳しさも持ち合わせています。
「落ちた」という噂は本当?入試の難易度と実態
学力試験がないとはいえ、「ZEN大学を受験して落ちた」という噂や口コミも少なからず存在します。「誰でも入れるわけじゃないの?」と不安に思う方もいるでしょう。
ZEN大学の選考は主に「書類選考(志望理由書など)」と「面接」で行われます(※選考方式による)。 学力で落とされることはありませんが、「なぜZEN大学で学びたいのか」「入学して何を成し遂げたいのか」という目的意識が著しく欠如している場合や、提出書類に不備がある場合は、当然ながら不合格(落ちる)になる可能性があります。
また、オンラインで自律的に学習を進めるスタイルのため、大学側も「この学生はオンライン学習を継続できる自己管理能力や意欲があるか」を面接等でしっかりと確認します。 「ただ大卒資格が欲しいから」「なんとなく楽そうだから」といった受け身の姿勢では、入学できたとしても後々「やめとけ」と言われるような結果(中退など)を招きかねません。「落ちた」という声は、大学側がミスマッチを防ぐためにしっかりと選考を行っている証拠でもあります。
ZEN大学に向いている人・向いていない人
ここまで、ZEN大学の基本情報や学費、ネット上の評判の真相について解説してきました。 新しい時代のオンライン大学として非常に魅力的な選択肢であることは間違いありませんが、教育システムが斬新であるがゆえに、「合う・合わない」がはっきりと分かれる大学でもあります。
入学後に「こんなはずじゃなかった(やめとけ)」と後悔しないために、ZEN大学に向いている人と、他の大学を検討した方が良い人の特徴をまとめました。
ZEN大学をおすすめできる人(自律して学べる・学費を抑えたい)
以下の項目に当てはまる人にとって、ZEN大学は最高の学びの環境となります。
- 経済的な負担を極力抑えて大卒資格(学士)を取得したい人 年間授業料38万円という圧倒的な安さは、経済的な理由で大学進学を迷っている高校生や、働きながら学び直したい社会人にとって最大のメリットです。
- 場所や時間に縛られず、自分のペースで学習を進めたい人 スクーリング(通学)が必須ではないため、地方や海外にお住まいの方、仕事や育児で忙しい方、持病などで毎日決まった時間に通学するのが難しい方でも、無理なく卒業を目指せます。
- 文系・理系の枠にとらわれず、最新のIT・AIや幅広い分野を学びたい人 1学部1学科で、プログラミングやデータサイエンスから、哲学、アニメ・ゲーム産業論まで、250以上の科目を自由に組み合わせられるカリキュラムは、好奇心旺盛な人にぴったりです。
- 自己管理ができ、主体的に行動できる人 オンライン学習が中心となるため、「いつまでにどの動画を見て、課題を提出するか」を自分で管理する力が求められます。また、豊富に用意されたサークルや地域・企業連携プログラムに自ら手を挙げて参加できる行動力があれば、キャンパスがなくても充実した学生生活を送ることができます。
他の大学を選んだ方がいい人(伝統的なキャンパスライフを求める)
一方で、以下のような希望や価値観を強く持っている人は、ZEN大学よりも従来の全日制大学や、他の通信制大学を検討した方が満足度が高いかもしれません。
- ドラマで見るような「伝統的なキャンパスライフ」を最優先したい人 広大なキャンパスに毎日通い、教室で隣に座った人と自然に友達になり、放課後は学食や部室でたむろする……といった、物理的な空間での密なコミュニケーションや大学生活の雰囲気を重視する人には不向きです。
- 誰かに管理されないと勉強が手につかない、受け身の人 「とりあえず入学すれば、あとは大学が何とかしてくれる」というスタンスでは、単位の取得が難しくなります。オンデマンド授業がメインのため、自分で学習計画を立てて机に向かう強い意志が必要です。
- 特定の狭い専門分野(医療、法律、高度な理系実験など)を深く研究したい人 ZEN大学は「知能情報社会学部」のみであり、幅広い教養とAIを使いこなすスキルの習得を目的としています。医師や看護師の免許を取りたい、大型の実験設備を使った高度な理系研究に没頭したい、法曹資格を目指して法学部に行きたいといった明確な目標がある場合は、それぞれの専門学部を持つ大学を選ぶべきです。
- 「知名度」や「偏差値」といった従来の大学のブランド力を気にする人 ZEN大学は2025年に開学したばかりの新設校であり、世間一般の知名度や「○○大学出身」という伝統的なブランド力はこれから築かれていく段階です。「誰もが知っている有名大学に入って安心したい」という志向の人には向いていません。
ZEN大学に入学するにはどうすればいいですか?出願から入学式までの流れ
「ZEN大学で学んでみたい!」と決意した方に向けて、具体的な出願の手続きから、入学後のイメージについて解説します。 オンライン大学ならではのスムーズな手続きと、手厚いサポート体制が整っています。
出願資格と選考方法(学力試験なし・書類選考と面接)
ZEN大学は正規の四年制大学であるため、出願資格は「高等学校を卒業した方(卒業見込みを含む)」「高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した方」など、一般的な大学と全く同じです。
出願手続きは、紙の願書を取り寄せて郵送するような手間はなく、すべてインターネット上で行う「Web出願」となります。スマートフォンやパソコンから専用サイトにアクセスし、必要事項の入力と検定料(10,000円)の支払いを行うだけでスムーズに完了します。
前述の通り、入試において国語や英語といった「学力試験(ペーパーテスト)」は一切実施されません。 選考は主に以下の内容で行われます(※出願する入試方式によって異なります)。
- 書類選考: 志望理由書(なぜZEN大学に入りたいのか、何を学びたいのか)や、出身高校の調査書など。
- 面接試験: 主にオンライン(Zoom等)で実施され、学習意欲やオンライン学習に適応できる自己管理能力があるかどうかが確認されます。
過去の偏差値やテストの点数ではなく、「これからの学びへの意欲」と「ZEN大学の教育方針とのマッチング」が最重視される人物重視の選考となっています。
入学式の様子や入学後のサポート体制
「オンライン大学だと、入学式もないの?」と寂しく思うかもしれませんが、ご安心ください。 ZEN大学では、学生生活のスタートを祝う入学式をリアル(対面)とオンラインのハイブリッドで盛大に開催します。(※例えば、大規模なイベントホールである「虎ノ門ヒルズ TOKYO NODE」などで執り行われる予定です)。全国から集まる同期生や教職員と顔を合わせる貴重な機会となり、オンライン配信もされるため遠方からでも気軽に参加できます。
そして、入学後に最も気になるのが「一人でオンライン学習を続けられるか」という点でしょう。ZEN大学では、学生が挫折しないための独自のサポート体制「ZEN Study」を構築しています。
- 学習サポート: わからないことがあれば、チャットツールやシステムを通じて、いつでも教員やティーチングアシミスタント(TA)に質問できます。また、AIが学習の進捗をサポートしてくれる機能も備わっています。
- コミュニティ形成: コミュニケーションツール「Slack」を活用し、趣味のサークル活動や、学生同士の雑談、学習の悩み相談などが活発に行われています。
- キャリアサポート: 大学卒業後の就職活動や進路についても、専門のキャリアアドバイザーがオンライン面談等を通じて手厚くサポートします。
「いつでも一人で学べる自由」がありながら、「決して孤独にはさせない」という仕組みが、ZEN大学の強みです。
ZEN大学に関するよくある質問(FAQ)
ZEN大学について検索などでよく調べられている疑問(よくある質問)について、簡潔にお答えします。
【徹底比較】ZEN大学とサイバー大学の違い(よくある質問と回答)
同じ「100%オンラインで大卒資格が取れる大学」として、ソフトバンクグループが運営する「サイバー大学」とZEN大学を比較検討する方は非常に多いです。ここでは、サイバー大学に関するよくある質問に答えつつ、ZEN大学との違いを分かりやすく解説します。
サイバー大学は誰でも入れますか?ZEN大学との違いは?
いいえ、両校とも「誰でも無条件に100%入れる」というわけではありません。 どちらの大学も、出願資格として「高等学校卒業(またはそれと同等の学力)」が必要です。 また、選考は学力試験(ペーパーテスト)ではなく、主に志望動機書などの「書類審査」や「面接」で行われます。 「過去のペーパーテストの点数で合否を競う偏差値教育ではない」という点は共通していますが、ZEN大学の方が定員に対して意欲重視の厳しいマッチング選考を行う傾向があり、「主体的に学習を継続できるか」が厳密に評価されます。
サイバー大学の学費は4年間でどれくらい?ZEN大学との学費の違いは?
サイバー大学を4年間で卒業するための学費の目安は約273万円です(入学金・授業料・システム利用料等を含む)。 授業料は1単位あたり22,000円の従量課金制(卒業要件124単位)となっています。 一方、ZEN大学は4年間の総授業料が「定額152万円(年間38万円×4年)」であり、サイバー大学と比較してもさらに120万円近く安く抑えられます。学費の圧倒的な安さにおいては、ZEN大学が大きな優位性を持っています。
サイバー大学も通学不要ですか?
はい、サイバー大学も完全オンラインの通信制大学であるため、卒業まで通学は一切不要です。 授業はインターネットを介したオンデマンド形式で行われるため、ZEN大学と同様に「時間や場所に縛られず自由に学べる」というメリットがあります。
サイバー大学とソフトバンクの関係とは?ZEN大学の運営母体との違いは?
サイバー大学は、ソフトバンクグループが設立し、現在もソフトバンク株式会社が主要な運営母体となっている大学です。ITとビジネスに特化した教育が特徴です。 これに対し、ZEN大学は「日本財団」と「ドワンゴ(カドカワグループ)」がタッグを組んで運営しています。 ソフトバンクの持つ「IT・ビジネスの実践力」に対し、ZEN大学はドワンゴの「オンライン教育システム(N高のノウハウ)」と、日本財団の「地方自治体・社会的起業家・NPOとの広大なリアルネットワーク」が強みです。
サイバー大学の就職実績は?就職できないって本当ですか?
いいえ、「就職できない」というのは完全な誤解です。 サイバー大学の2024年3月卒業生のうち、24歳以下の学生の就職率は95.8%と非常に高い実績を誇っています。キャリアサポートセンターによる履歴書添削や模擬面接など、手厚い支援体制が整っています。 ZEN大学は新設校のためこれからの実績づくりになりますが、ドワンゴや日本財団の持つ強力な産業界へのコネクションを活用した独自の就職・キャリアサポートが用意されており、サイバー大学に劣らない高い就職支援が期待されています。
取得できる資格やスキルの違いは?
サイバー大学では、ITパスポートなどの国家資格の学習サポートのほか、学んだスキルを証明する「オープンバッジ(国際標準)」が取得でき、IT・ビジネス直結のスキルをアピールできます。 一方、ZEN大学ではIT・AI教育(東大松尾研監修)はもちろん、pixivとの提携によるクリエイター育成、さらに数理科学やデジタル産業など、さらに幅広い領域(文理融合)のスキルを修得できるカリキュラムが用意されています。
まとめ:ZEN大学は「自律して学べる人」にとってコスパ最強の新しい大学
いかがでしたでしょうか。ZEN大学が「やばい」「やめとけ」と一部で噂されるのは、主にその新しさや独自の入試方式(学力試験なし)に対する誤解が原因でした。
実際には、年間38万円という圧倒的な低価格で、東京大学松尾・岩澤研究室のディープラーニング講義やpixiv提携のクリエイティブ授業など、超一流の教育を受けられる非常に魅力的な環境が整っています。また、日本財団とドワンゴという強力なバックボーンによる手厚いサポート体制も、他の通信制大学にはない大きな強みです。
もちろん、「誰かにスケジュールを管理されないと勉強できない人」や「伝統的なキャンパスライフを送りたい人」には不向きかもしれません。 しかし、「学費を抑えて最新のIT・AIスキルを身につけたい」「働きながら、または自分のペースで大卒資格を目指したい」という方にとっては、これ以上ない最高の選択肢と言えます。
同じ完全オンラインの「サイバー大学」などとも費用や特色を比較しつつ、まずは公式サイトから無料の資料請求や、オンライン説明会への参加をして、ご自身の目でZEN大学の魅力を確かめてみてください。
キャンパスライフ
現場体験が豊富なオンライン学習
オンライン大学でありながら“ 現場体験”を豊富に用意。国内外や連携先、自分の興味関心やライフスタイルに合ったプログラムを選択できます。ネットでも、リアルでも多様な留学サポートあり。ネットやリアルでサークル活動もできます。
学部・学科・コース
知能情報社会学部 知能情報社会学科
学問領域を超えた文理の学び
ZEN大学(仮称)は、グローバル社会で活躍するための素養やスキルを身に付ける、日本発の本格的なオンライン大学です。唯一の学部である「知能情報社会学部」では、特定の学問領域に偏らない学びを通じて、必要なリテラシーを身に付けられます。
世界中どこでも、人生を変える経験
ネットとリアルを組み合わせた学びで、実社会の正解のない問題に取り組む多彩なプログラムを提供。サークル活動や大学祭など、リアルでの活動にも力を入れています。
世界トップクラスの研究に挑戦
数学理論や知的財産の研究機関を設置し、最先端の技術革新に寄与する学びを提供します。AIやプログラミングなど、最新の技術を深く学べます。
カリキュラム
これからの社会を生き抜く上で必要となるリテラシーを定義し、「数理」、「情報」、「文化・思想」、「社会・ネットワーク」、「経済・マーケット」、「デジタル産業」の6つの分野の学びからなる関連科目を設置
学習サポート
学生の「やりたいこと」を実現するための手厚いサポート体制が整っています。在学中の学習や卒業後のキャリアなどについて、専門的なアドバイザーが三位一体でサポート
クラス・コーチ
「クラス・コーチ」は、入学から卒業までの学生生活をサポートする、学生にとって最も身近な存在のアドバイザー。一人では難しい履修計画や日々の学修の計画・管理、学生生活で困りごとに対する相談など、一人ひとりをサポート
アカデミック・アドバイザー
「アカデミック・アドバイザー」は、授業に必要な知識を解説する講座、オンデマンドの補習講座の紹介を通じて、学修の不安を解消します。定期的に行われる自主勉強会では、現代社会の課題や興味関心に対して、学ぶことも可能
キャリア・アドバイザー
「キャリア・アドバイザー」は、各種面談やキャリアに関する情報発信を通じて、サポート。1年次から定期的な面談を受けられ、卒業後のキャリアに関する悩みを気軽に相談。学生同士のグループ面談に参加も可能
取得できる資格
- 大学卒業資格(学士)
目指せる職業
- 経営コンサルタント
- 営業
- CGデザイナー
- 広告プランナー
- WEBデザイナー
- クリエイター
- イラストレーター
- プログラマー
- システムエンジニア(SE)
就職支援
「キャリア・アドバイザー」各種面談やキャリアに関する情報発信を通して、サポートします。1年次から定期的な面談や卒業後のキャリアに関する悩みを気軽に相談可能。学生同士のグループ面談にも参加可能。
入学情報
学部入試には、大学入学共通テストを課さない
学費
1年あたり380,000円
基本情報
住所・所在地
〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー
アクセス
日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅 直結
問い合わせ先
080-7577-7859 (入学センター担当者)
zen-univ@dwango.co.jp



